RQの活動計画・特徴

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RQの活動はすべて終了しました。以下の情報は活動の記録として残しています。
▼活動計画 ▼特徴


RQの活動計画

RQでは、当初から緊急支援に続く長期的な支援が必要と考え、活動期を4段階に区切っています。

緊急支援活動には、短期・域外のボランティアが現地に出向いて参加できますが、第2フェーズ以降の地域支援では現地に中長期的に関わる専従スタッフも必要になります。そこで、過疎地域などの担い手・災害対策拠点としての実績がある「自然学校」に地域復興の中長期的役割を持たせようと計画しています。RQの経験、ネットワークを最大限に活用できる選択です。
RQの活動は2011年内に収束させ、その実現のために現地の自然学校をバックアップする全国機関「一般社団法人RQ自然学校センター」を設立します。

 

RQの特徴

物資支援、お茶っこ、足湯、ゆかた配布、個人史聞き書きプロジェクト、個人宅清掃、がれき撤去、漁業支援…。一般的な災害ボランティアの枠にはまらない多彩な活動を行っています。

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現場から学ぶ

刻々と変化する現場ではマニュアルは機能しない。現場で考え、行動し、学ぶ。

徹底した情報共有

朝晩2回の全員ミーティングで情報共有し、メンバーの入れ替わりに対応し、個々の自己判断を可能にする。活動内容もそこで決め、不要になれば終了し、必要があれば新たに創る。

ルールを最小限に

ルールをつくるほど、それが守られているか管理が必要になる。災害支援はその場限りの、本当に今被災地に役に立つことのために集まり、全員が目的も情報も共有している。

誰も責任は負わない

「ボランティアは自己責任」RQには三角形のヒエラルキーの仕組みはなく全員が自己判断で動く。災害支援ではその場での判断が必要な場面が多く、その責任は自分が負って動く。だからこそ、大胆で臨機応変な活動ができる。

アメーバ組織

優秀な現場リーダーが抜けてもそれで活動が消滅することはない。ボランティアは数日で入れ替わることが多いが、どこを切り取っても再生するアメーバのようにほかの人材が埋めて行く。

ボランティアのためのボランティア

直接的な支援活動ではなく、それを円滑に支えるためのボランティアがいる。現地での作業調整、食事その他縁の下の力持ち的サポート、東京都現地を結ぶバスなどもボランティア。一般的な災害ボランティア像ではないが、このボランティアのためのボランティアはRQの活動を実現するのに不可欠。

適材適所

全員に重い瓦礫撤去に強いることはせず、できることをできる人がやる。私はおしゃべりが得意。ご飯づくりが得意。マッサージができます。私は足湯をやってみたい。そういう提案を取り入れる、誰もがボランティアに参加できる場。

不公平な活動でもいい

一般的に社協や行政などでは、集まってきた支援物資が人数分に足りないと不公平になってしまうので配れないという発想になり、その結果時期を失したり食品なら腐らせたりしてしまうこともある。RQは公平にするための仕組みを先に作り活動自体は後回しにするということはせず、機動性、スピードを優先した。ただし、手を伸ばせるのは夥しい何百万人といる被災者の中のごく一部であり、手の届かない人にはとても不公平な状況が生まれているということをしっかり理解し活動をしてきた。

 

Q.なぜ自然学校や環境教育分野の人々が、災害救援活動をしているのでしょうか?

災害救援の初期段階には、サバイバル能力の高い人材が必要です。人を支援すると同時に、生活基盤のない災害地で自分の面倒を見れる自立性の高いボランティアの力が要ります。自然学校や環境教育分野の人材は、その条件を満たしていることが多く、災害地で効果的に活動出来ます。地域の自然環境に詳しく、サバイバル能力の高いスタッフがいる自然学校の役割の一つとして、災害時の地域センター機能を含ませている国も海外にはあります。
また、地震や津波などの災害は自然の一部で、環境と人がどのように生きてゆくか?というテーマを考える、環境教育の大きな契機です。RQにつながる「自然学校」の多くは拠点を農山漁村におき、「自然とともにある暮らしの知恵に学ぶ」視点で、活動を行っています。地域に住む人たちを先生に、農業体験や生活文化の伝承などを通じ、地域も都市も元気になる活動を重ねています。その中で、行政の手が届かない部分を補い、集落支援につながる活動を行ってきた事例も多々あります。
私たちが非営利目的でありながら中長期的な支援活動を指向する背景には、日頃からのそうした地域や自然に対するかかわり方の習慣があります。

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