私は今回短い間ではありますが、初めてボランティアに参加しました。テレビや新聞で報道されている事実に悲しみ、心が痛む思いではありましたが、どこかで別世界の出来事と捉えている自分もいました。信じられない、信じたくないという気持ちはありましたが、衣食住に不自由することなく生活出来ている私は現状に満足し、むしろこの生活が当たり前のものだと考えてしまっていたのかもしれません。震災発生後は生きることに対する意識は変わったと思います。しかしながら、「時の経過」とともに震災に対する意識が徐々に薄くなっていたのです。

 現地に足を運ぶことで、私は現実を肌で知り感じることが出来ました。変わり果てた風景は、テレビで見る映像より遥かに無残なものでした。

 作業後、私は今回の震災は国民一人ひとりが取り組んでいかなければならない問題だと痛感しました。復興に向けて全国各地から多くの方がボランティアに参加していますが、正直なところ今のままでは将来が見えないと感じました。多くの人の助けを必要としています。しかし、一人でも多くの方の協力が復興に向けての礎になります。私自身今後も継続的に協力していきたいと思いましたし、また、友人や知人にも現状を訴えていきたいと考えています。

東日本大震災ボランティア RQ河北 復興にむけて

東日本大震災ボランティア RQ河北 復興にむけて

 家族を亡くされた方が笑顔で話しかけてくれました。しかし、悲しみを抱えて生きています。私はそういった方々に少しでも前を向いて生きていってほしいと思っています。私が被災者の気持ちを知ることは出来ませんし、悲しみを消すことも出来ません。もしかしたら、介入すべき問題ではないのかもしれません。それでも何らかのきっかけは提供したいですし、出来るはずです。そこから、希望の灯を見出して欲しいと願います。

 今こそ日本が一つになる時だと思います。一つの輪を作らなくてはなりません。時の経過に左右されることなく、一人ひとりが震災に対して向き合わなければなりません。そして自分に出来ることを考え、行動すべきだと思います。
 未来に向けてともに立ち上がりましょう。

 

 文教ボランティアズ10陣 根本雅史

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