水曜日に初めて河北のVCに来たキクチです。初めてブログを書く機会をいただいたので、自分なりに感じたことを書きたいと思います。
河北から1時間半くらいかけて、牡鹿半島の鹿立浜(しだちはま)へ向かいました。
先週の台風の影響で道路が崩れているところがあったり、大変な道のりでした。
到着してから、津波で流された、さら地で作業されている被災された方に会いました。
「せっかくきれいにしたと思ったら、また台風で・・・」
とおっしゃって土砂をかいていました。
ほんの少しだけ手伝わせていただきましたが、
今まで手伝ってくださったボランティアの方々の手助けでここまでこれたと感謝を伝えて下さいました。
今まで頑張ってくださったボランティアさんにはとても励まされたそうで、
これからもその励ましが必要だと思いました。
その後重機が入り、さら地の土砂を掘って土のう袋に入れる作業をしました。
石が交じっていて結構力がいりましたが、
お昼休みをはさんで数個の袋に詰め終わりました。
午後最後の作業は、漁師さんの裏庭の畑の修復でした。
台風で大きくえぐり取られている部分を埋めて、見違えるようになりました。
収穫が楽しみになりました。
この漁師さんのお宅ではお昼で、煮魚をごちそうになりました。
まだ住める状態にはなっていないのに、いろいろとありがとうございました。
そのお宅に書いてあるメッセージにも心を打たれました。
今日じかに、津波で被害に遭われた方のお手伝いを(少しながらですが、)させていただきました。
震災から半年以上もたった今ですが、台風などまだまだたくさん障害があることがわかりました。
地元のみなさんは、たくさんの困難の中で、一生懸命生活しようと頑張っていました。
「ありがとう」の言葉をみなさんに頂き、こちらが励まされました。
復興に向けて頑張っておられる、被災された方々の少しでも力になれるように、また来たいです。
(河北VC キクチ)