本日(5月12日付)朝日新聞の教育欄に、
RQ河北ボランティアセンターの活動が掲載されました。

内容を紹介させいていただきます。
(以下全文)

石巻 弟妹亡くした子集う

 震災できょうだいを亡くして傷ついた子たち。わかっていてもケアが行き届かなくなりがちだ。
児童の約7割が津波で死亡・行方不明となった宮城県の石巻市大川小学校の地元では、
夜の学習会が開かれ、そうした子達がボランティアとふれあいながら笑顔を取り戻している。

 大川小に近い福地地区。
毎晩午後7時になると、通称「公民館」に中高生が6、7人やってくる。
しばらく雑談で盛り上がるとノートや教科書を広げ、勉強がはじまる。
うち4人は大川小に通っていた妹や弟を亡くし、
1人は弟が、助かったものの心に傷を負った。

 学習会は4月5日に始まった。昼は泥を除く作業などをしているボランティア学生や社会人が、
夜は先生役に変身。
子どもと先生が1対1で英語、数学、社会の宿題や復習を進める。
にぎやかに冗談が飛び交い、60分間、笑いが絶えない。

 中学3年生の佐藤そのみさん(14)は、6年生だった妹のみずほさんを亡くした。
毎晩、学習会に来て、学校がない日は昼もここで過ごす。
「勉強だけでなくて恋愛とか人生とかいろんな話をしてくれる。
ボランティアさんは面白い人ばかり。妹と一緒に来たかったな」

 妹の千聖(ちさと)さんを亡くした紫桃(しとう)朋佳さん(13)も
「こういうときこそ笑って過ごしたい。ここだと、たくさん笑える」と話す。

 家族だけで自宅にいると悲しみに覆われがちだ。佐藤さんの母かつらさんは
「親同士で話すとどうしても涙が出る。つらい思いをさせてしまっている娘が
笑顔になれる場所を作ってくれて、ありがたいです。」

紫桃さんの母きよみさんも
「娘に『お母さん、いつになったら笑ってくれるの』と言われてしまいました。
ボランティアさんには親も救われています」と言う。

 スタッフの一人、フリースクールで働く中山崇志(たかし)さん(30)は精神保健福祉士の資格も持つ。
被災者のつらい気持ちを支えたくてボランティアに参加した。
「子どもには安心できる空間が必要。そういう場所には周りの大人も関わってくれるから人の輪が広がる。
僕ら、いきなり心のケアなんてできませんから、ここの人たちに歩調を合わせて力になれたらと思います。

 施設の外では今、子どもたちの植えたパンジーが咲き誇る。

東日本大震災ボランティア RQ河北 笑顔戻る夜の学習会

先生役をしてくださった皆さん。ありがとうございました。
新しい先生も待ってます!

 

(by河北ボラ 剣持)

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