先日、河北で活動してきましたのでレポートします。
会社ではパソコン操作ばかりのもやしっ子が、現場でお役に立てるのか大いに不安でしたが、5日間の滞在中、河北の真骨頂マッドバスターズ(泥出し作業)に参加してきました。

 
百か日にあたる6/18(金)に慰霊祭が営まれるということで、RQは町の主要道路の泥出しを6/16、6/17の2日間にわたって行いました。今回は珍しく各団体合同での作業です。
そのうちの6/16の作業に参加してきました。

 
およそ200名を超える数のマッドバスターズが一同に集結し、開始の掛け声と同時にそれぞれが持ち場に向かいます。



 
RQが担当したのは石巻市立湊小学校の周辺道路。
どこを向いても強烈な腐敗臭の中、ずっしりと両手にくる泥の重みを感じながら、皆黙々とスコップを動かしていきます。
私も河北総務から預かったデジカメ片手に作業の様子を撮影しつつ、この果てしない作業を繰り返し行いました。

 
聞けば毎回満潮になると、この辺りの道路は再び泥が上がってくるとのこと。
それでも慰霊祭の時は皆が歩きやすいようにしたいという要望から、今回の一斉清掃が実現したんだそうです。

 
ふと気づくと給食センターにお勤めのような出で立ちのおじさんが、声をかけてきました。
「ご苦労さん、ありがとね。引き揚げるときに寄ってよ。笹かまぼこ用意しておくからさ。」
「ありがとうございます。リーダーに伝えます。」
そう言って顔を上げたときにはもう、おじさんの姿はどこにもありませんでした。

 
約束したのにお店の場所がわからず、嫌な汗がドッと噴き出します。
無駄に汗かいてても仕方ないので、ご近所に聞き込みを開始することに。
砂利の山に座って一休みするおじさんに声をかけると、当時の様子を話してくれました。

 
「震災直後は物資が来なくて、しばらくの間は2人で1個のおにぎり食べてたんだよ。お水なんてペットボトルのキャップに1人1杯。1日たったそれだけ。
そこの笹かまぼこ屋の専務がさ、皆で食べてよって笹かまぼこをたくさん分けてくれて、それでこの辺のモンはすごく助かったんだよ。」

 
まさか聞き込み1人目で見つかるとは。なにか不思議な力に導かれたかのようです。
砂利山のおじさんにお礼を言い、その場を後に。無事リーダーにお店の場所を伝え、事なきを得ました。

 
しばらくするとリーダーが、想像以上の量を抱えて戻ってきました。
その数なんと500個!!言葉をかけてもらうだけでも嬉しいのに、こんなにもたくさんの「ありがとう」を目の前にして、ただもう圧倒されるばかりです。
何か少しでも力になれればと思って来たけれど、地元の人の優しさに触れて、逆に元気を沢山いただいてしまいました。

 
東北はあったかい。あったかい人ばかりです。

 

おじさんの気持ちに応えるには、おじさんのお店を、おじさんの笹かまぼこを応援することだと思いました。
今日のこと、私はきっと忘れない。

 
>笹かまぼこの高重商店さんのサイト

 
震災の影響で一部稼働していないラインがあるため、詰め合わせNo.1,3,6の商品は発送できないそうです。
現在発送可能な商品の価格は以下の通りです。

 
笹蒲鉾詰め合わせ No.2:2945円
笹蒲鉾詰め合わせ No.4:3565円
笹蒲鉾詰め合わせ No.5:3565円

 
*関東までのクール宅急便代込み、着払い(コレクト)の場合は別途手数料がかかります。支払いは着払いか郵便振り込みのみです。
詳しくは高重商店さんにお問い合わせください。

 
(東京本部WEBチーム Natalie Cook)

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