こんにちは。
文教大学ボランティアズです。
6月26日の今日は、昨日に続き尾の崎地区での2回目の泥かき作業をしてきました。
今日はボランティアズの活動記録後編をお送りします。
●国際学部、国際理解学科1年の鈴木真蒔(しんじ)です。
私にとって現地での活動は、初めてのものでした。
私は、高校の時からボランティアに興味があり、現地に赴いて
自分自身で経験したいと、常に考えてきました。
なので、その思いが初めてかなったのが今回の東日本大震災のボランティアでした。
現地の状況は、テレビで見る以上に悲惨なものでした。
しかし、ボランティアの方や地元の方の、
復興しようという思いがところどころで見受けられ、
徐々にですが希望の光が見えてきたのではないかと思います。
私は、二日目から近所の方のお宅でお風呂をお借りしました。
そこのお宅では、小学生のお子さんを亡くしており、
線香をあげさせてもらっているときに、
横で見ていたおばあちゃんが涙をこらえているように見えました。
私は、ここで初めて震災のむごさを強く感じました。
いくら後悔をしても、いくら涙を流してもお子さんは帰ってきません。
私がいくら、こう考えればいいと伝えたとしても、
それは大切な人を亡くしていない私の中の理屈だと思います。
しかし、ここではその思いを書かせていただきたいと思います。
生きている私たちに出来ることは、
亡くなられた尊い人たちの思いを受け継いでいくことだと思います。
つまり、亡くなられた方の思いや夢を私たちが生かしていくことだと思います。
まだまだ、震災の傷跡は消えていません。
私は、一人の人間として、これからも多くの困った方たちの力になれるように、
「継続」を合言葉に努力していきたいです。
そして、私自身の思いが次の世代に受け継がれていくことを心から願っています。
●文教ボランティアズ 1年 本間千秋です。
今回初めて現地活動に参加させていただきました。
テレビで何度も見ていた被災地の状態を実際に自分の目で見てみると、
言葉では言い表せられないような、いろんな思いがこみ上げて来ました。
今回作業した尾崎地域は、
まだ全然人の手が加えられていない、
震災後1ヶ月くらいの状態の地域で主に活動しました。
作業する前は泥でいっぱいだった道路が
作業後にはきれいになっているのを見て、
一人では少ししか進められなくても
大勢なら、こんなにもきれいにできるのだと思いました。
少しずつ復興はしてきていますが、
機械ではできない、人の手でなければできない作業も
まだまだあると思います。
今回実際に来てみて、
ボランティアはまだまだ必要だと強く思いましたし、
私も、自分なりにできることを続けていきたいと思います。
●3年佐藤夕夏です。
今回の河北でのボランティアは2回目でしたが、
尾の崎は震災から3ヶ月経ってはじめてボランティアの手が
加えられた地域ということで、
1回目、4月のはじめに来たときと同じような悲惨さでした。
今回は、RQと財団のチームワークが本当に感じられた作業となりました。
楽しくやるときは楽しく、ちゃんとするときはピリッとする
ボランティアのみなさんの雰囲気が大好きです。
学生なりの考えをしっかり持ち、できることを頑張ってやっていきたいです。
これからも、文教のみんなをよろしくお願いします。
以上、後編でした。
夏休みも、長い休みを利用して文教生は頑張ります!
RQのみなさん、ボランティアのみなさん、そして石巻のみなさん
4日間、ありがとうございました!