今日はRQ現地本部にとっても大きなエポックとなる出来事がありました。
旧鱒淵小学校の体育館をお借りしているRQのお隣さんとして、4月3日にやってこられた志津川中瀬町の行政区の皆さんが、全員そろって自分たちの故郷である志津川中瀬町に4カ月ぶりに戻れることになり、あらたに建設された仮設に入居したことです。

 

この数日、引っ越しやお別れの催しが幾つもあり、地元鱒淵区の皆さんや登米市の方々、役所の皆さんがそれぞれに心を尽くしてサポートし、今日を迎えました。

 

この中瀬町の皆さんは、沿岸被災地の無数の避難所でも特異な存在として多くのメディアでも紹介されてきました。それは佐藤区長の誠実で類稀なリーダーシップと、区民の皆さんの地域的結束力の強さを背景にしています。
被災後4日間、区長が日に20km近くも瓦礫を縫って大小無数の避難箇所を歩き回り、全地区民の皆さんの所在と生死を確認したこと。
鱒淵小にやってきたのも、地区民がそろってひとつの2次避難所(鱒淵小学校)に来ると決めたこと。そして、被災地で初の地元民有地への仮設住宅の建設を行政に認めさせたことです。

 

今朝のセレモニーは多くのマスメディアが押しかける中、迎える南三陸町長と送る登米市長の涙と激励の言葉からはじまり、RQへの感謝の言葉が区長や両首長、住民の皆さんから繰り返し語られ、私も不覚にもマイクを前に込み上げる思いに言葉が出ませんでした。
これまでの中瀬町の皆さんの物語りは、日本の災害史に語り継がれる価値のあるものでしたし、それの片隅にでもRQが貢献できたことに強く誇りを覚えました。

 

この志津川中瀬の仮設にはRQも今日から駐在チームを置いて活動を継続していきます。

 

そして、明後日には掃除も終わりがらんどうとなった校舎にRQが引っ越します。明日夜はRQの短くも豊かな歴史を刻んだ体育館を離れて、校舎での夜を迎えることでしょう。
RQのボランティアOB,OGの皆さん、ぜひ、新しいRQの仕事場に来てください。

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