2011年8月14日 RQ ボランティアセンター
by 仙台在住 フロさん
原文ブログはこちらです。本文および写真の著作権はフロさんに帰属します.

 

仙台には、3月11日の震災後沢山のボランティアがいます。
しかし、私が参加を申し出ると、いつもこう言われていたのです。
「車でしか行けないところだし、同乗してもらうにも席が余っていないのだ」と。

 

(私としては、記者を通じて知り合った被災者の方との
いい関係を保ちたいと思ったからであって、
ボランティアと呼ばれたいのではなく、
思いを共有したり友好を深めたいと思った上での行動でした。)


フランス人記者との間に立ち通訳業務をする中で、
東北内にある活動的なボランティアグループに私はいくつも出会いました。
しかし、とりわけ注目したのが、RQ(こちら)だったのです。

 

調べてみたところ、RQには政治的かつ宗教的な繋がりは一切無く、
活動は信頼できそうな様子だったので、自分も参加する事に決めました。
こうして8月14日、リュックを背負い、持っている寝袋
(以前、愛犬のナナを鞄に入れて電車に乗り、
コーギー愛好家グループと福島県へキャンプに行く為に買ったもので、
使うのは2度目)を持ち、長距離バスに乗りました。
この組織がボランティアを受け入れる施設のある、
県の北に位置する登米という街に向かったのです。

登米では、元は小学校だった所の校舎内にRQが設置されており、
とても大きな建物でした。
艶々と床が輝くその広い部屋は、美しさを失ってはいなかったのです!
その光景は今後の記事でお見せするとしましょう。
私は日頃から約束は守る主義で、
通常、写真は私が撮ったものの中から順に紹介していきます。

 

8月14日の午前中に到着し、その時既に、
前日の夜の会議で役割別になったグループ全てが、グラウンドを出発し終わっていた頃で、
私は何をしたらいいのかが分かりませんでした。
しかし、周りの人達と話をするうち、
山林の木を切るグループの中に入って作業することになったのです!
(長距離バスが一緒だった若い男性は、私と同時に到着して洗濯係になりました!)

 

登米のRQセンターにはシャワーがありますが、
それに加えて、近くに住んでいる何軒かの親切な方が、
ボランティアの為にお風呂を使わせてくださっています
(実際ほとんどの日本人はシャワーでなく、お風呂を好みます)。
日本の田舎では、お風呂は住居とは別の独立した小部屋の中にあり、
我々ボランティアと、親切にお風呂を貸してくださる方達の為に、
お湯を沸かす為の薪が必要になるのです。

幸いにも、私は皮製の厚い作業用手袋を借りてセンターに来ていました。
そして何人かの人は、古い床から錆びた釘を引き抜く作業をしていました。

1人のお年寄り男性が電気のこぎりで木を切り、
それをたくましい若い人達が斧で細かく切って薪にしていました。
私も真似をしてやってみたのですが、
すぐに手押し車で木を運ぶ係に回されてしまいました。

 

暑さが厳しくなってきたので、日陰で水を飲みながら少し休憩を取ることになりました。
その間私達は沢山おしゃべりをし、沢山笑ったのです。
その後、午後の作業は順調に進みました。
ストップ!もう充分、終わりにしよう。
私達はお風呂を沸かすのに薪に火をつけ、全員が順番に入り簡単に体を洗いました。
(時間が無かったので、浴槽には浸かりませんでした)。

それから、私達は全員で、低い所を流れる小川へ水遊びに向かいました。
滑って落ちないように竹にしがみつきながら・・・。

何て気持ちいいんだろう!!!

緑の草木と涼しさで一杯の小さな楽園の中で、
鳥とセミの鳴き声をバックミュージックに、
澄んだ水の中を歩きながら、おしゃべりをしたりふざけ合ったりしたのでした。
blog-110823-RQ-buches07(写真)
登米のセンターの中では、
私がボランティア1番の年長者ではなかったことが分かり安心しました。
もちろん、20代30代の若者達が最も多かったのですが、
日本のありとあらゆる地域から来たさまざまな年代
(およそ70歳位まで)のボランティアの人達がいました。
そして、日本からだけではなく、
私の母国語であるフランス語で2言だけ言葉を交わすことができた大阪在住のフランス人、
若くてたくましく、感じの良さそうな韓国人、
とても親切で日本語が上手なイギリス人が2人いました。
このイギリス人2人はRQ と一緒にボランティアをする為に、
はるばるイギリスからやってきたのです!
私は夜の全体会議の中で、明日1日の仕事を選択する事ができると分かっていました。
(次回に続きます!)

 

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