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こげぱん隊

こげぱんさん率いる青年海外協力隊のメンバー16名での現地ボランティア活動/現地視察日記。

メンバーが被災地の現状を自分の目で見て、派遣先諸国で自分の言葉で伝えることも大切な役割のひとつ。彼らの体験談をメンバー日替わりでお伝えしています。バトンはもうすぐ中国・遼寧省に派遣予定のリリーさんに!(プロフィールはブログに続きます)

 

2011年9月17、18日に宮城県登米市でボランティア活動を行ってきました。私が参加しようと思ったのは、自分の目で見て、現実に何が起きているのかきちんと認識し、また、この情報を正確に周囲の人に伝えるためです。震災から半年が経ち、被災地はきっと落ち着いているだろうと思っていましたが、現場を見て唖然としました。半年前にテレビで見た時とあまり変わっていませんでした。

 


活動内容は瓦礫の撤去でした。そこは以前は畑でした。シャベルで少し掘ると、すぐに真っ黒で固い土が見え、海の腐ったような臭いがしました。その中には、衣類、ボロボロになった雑誌、換気扇など本来畑にはあるはずのないものがたくさんでてきました。他には、壁、瓦、家電、おもちゃ、陶器など人が生活していたと思われるものがたくさん出てきました。

また、活動地区周辺を見渡すと、手前の木だけ枯れていました。そこまで津波が来て、海水で枯れてしまったことが一目で分かります。津波の被害は私の予想を超えていました。津波は一瞬の出来事でしたが、その後の復興には多くの人、お金、時間が必要だと実感しました。

私は被災地で実際に活動をするのは今回が初めてでしたが、被災地が復興するには日本人一人一人が実際に協力をすることが大切なのだと思いました。

大事な自分の国のことを考えないで、それまで何も行動していなかった自分を恥じました。今回の活動は非常に小さいことしかできなかったかもしれないですが、多くの国から援助していただいたことに感謝し、その手助けを借りて、実際に我々が行動していかなければ、被災地の現状は変わらないと強く思いました。私はこれから中国で活動をしますが、任地では自分の体験を伝えていくのと同時に任国の人々に感謝の意を表したいと思っています。

 

◇◆◇ りりーさんのプロフィール ◇◆◇
大学院生として日本語教育の研究をしながら、昨年1年間都内の日本語学校に非常勤教師として勤務。11月から中国遼寧省の大学で日本語教師として働きます。

 

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