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フランス人記者の通訳をするうちにRQを知り、支援活動に参加してくださっている、仙台にお住まいのフロさん。豊富な写真と、ユーモアあふれる文体で、支援活動をいきいきとレポートしてくださっています!
原文ブログはこちらです。本文および写真の著作権はフロさんに帰属します。

2011年9月21日(水)

翌日の活動決めるミーティングぎりぎり到着した後、よしこさんと私は本吉の「カフェ」に
参加することになりました。
活動内容はもう少し下で説明するとして…。
RQセンターでは遅くとも6時までに全員起床。
朝食は6時半、朝ミーティングは7時半から始まります。
まもなく出発、瓦礫処理チームのメンバーが次々と集まって来ました。

集合時間にまだ余裕がある私は、二宮金次郎さんにちょっとご挨拶。
RQが設置されているこの廃校となった小学校の前に立っています。

その昔、日本のどの小学校にもこの金次郎さんの像がましましていました。
薪を山のように背負って本を読むこの男の子を見習うべしと。

二宮金次郎は実在の人物です。1787年に生まれ、早くに両親を亡くしました。家計の苦しい伯父に引き取られたのち学校に通うことはできなくなったものの、日々農作業の傍ら独学しました。
数々の努力の結果、地元で知らぬ者のない農政家となりました。

でもその勤勉なイメージを戦時中の日本政府に利用されてしまったようです。
今では金次郎の像があちこちで半ば放置されているのはそれで説明がつきます。
金次郎さんには何の罪もないのに。そんな金次郎像たちを目にするのは悲しいことです!

いずれにせよRQの入り口に立つこの壊れた小さな像、とても魅力的だと思います。
(誰か壊れてしまった手と本を直してあげたらいいのだけど)

RQ本部の前にちょっと変わった車が!

東北がんばれ、の書きこみがいっぱい!

う~ん、でもちょっとだけ面白半分だった人もいるんじゃない ?

瓦礫撤去チームは必要な道具を車に積んでいます。

よしこさんと私は本日本吉(気仙沼の近く)の「カフェ」担当に任命されました。
活動内容は仮設住宅の近くに建てたテント内の「カフェ」でコーヒーやお茶とお菓子(もちろん無料)を
お出しして被災された方々の気分転換に利用してもらう、というものです。

すぐ下の写真を見てください。集落全部が津波にさらわれてまったく何にも残っていません…。

ガレット・ブルトンヌ(訳者注※フランスのクッキー) (もちろん仙台で購入)は大好評!
今度来る時はもっと買ってこなくちゃ。
(RQにはインスタントコーヒー、色々な香りのお茶、ミルクチョコなどを寄付しました)

うれしい再会もありました….リンクはこちら(3枚目の写真)!

今回はご本人ではなく車を紹介します : 
彼は津波から逃れるためハンドルを握ったけれど、津波は車を飲み込み高台にまで押し流してしまいました。
でも奇跡的にどちらも無事でした !!!

ここで「どちら」と複数形にしているのは、彼も無事でしたが、津波で水に完全に浸かりながらも
この車もまだ元気に走っているから(車内にはまだ泥の後が残ってますが)

彼はAKB48のファンなので車にポスターを貼っています。
(個人的に雑な名前だと思うこのAKB48っていうのは歌ったり踊ったりする若い女の子たちの
グループで、今日本では大人気です)。

あとこの2枚の写真はあまり関係ないと思われるかもしれないけれど…。
このワンちゃんはちょっと向うにある学校のブランコで遊んでいた女の子たちの飼い犬です。
とっても可愛かったの!

9月初のRQ滞在記事を美しく締めくくるにあたって…
よしこさんとこの日の活動に使用した車両です。
(この名古屋ナンバーの中古車、どうも運転するのは、容易ではないらしいです)

残念ながらよしこさんは月曜からまたお仕事なので、翌日山形へ戻っていきました。

RQ 2011年9月のレポート、もちろん….
続きをお楽しみに 

今台風15号が列島横断中です。
仙台も暴風雨にみまわれていますが、一部で避難命令の出た名古屋(日本の南西にある町)ほどの
被害ではありません。

ここではむしろ福島原発のことが気がかりです。
すでに充分痛んでいるこの施設が加えて台風の被害にあわなければよいのですが。。。。

福島の原発のことはあまり考えないようにしているけれど、仙台は100kmと離れていないから
やはり不安です…。

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