メモっこが聞き書きの最中に出会った郷土の味覚をみなさんにお伝えしている「メモっこレシピ集」。
今回は、素朴な宮城の郷土菓子「がんづき」です。

宮城の郷土菓子がんづき。後方の小さなお菓子は、登米の老舗味噌店から出ている「醤油まころん」

写真は、前回のブログでお伝えした、山海市(クリックすると紹介記事に飛びます)で見つけたもの。
あまりにもこんにゃくに似た見た目に、味の想像がつかず、「おいしいよ、おいしいよ」と言われても踏ん切りがつかなかったのですが、「あんたのためにとっておいた」というお店のおじさんに一切れ試食させていただき、びっくり!
「おいしい・・でも何かに似てる・・何!?」そう、みたらし団子のたれの味、甘辛味なんです。さっそく買い求めてお家でも楽しんでいます。

「固くなったら電子レンジで少しあたためるといいよ。わたしなんかはおひつのご飯の上に乗っけておいて、ゴハンのあとにおやつにたべるとかね」とお店の方が教えてくださいました。
でも私は冷たくて、ちょっともっちりした食感が好きなので、冷蔵庫からだしてそのままいただいています。
ほうじ茶や、ウーロン茶なんかと好相性。

実はこの「がんづき」(漢字では雁月と書きます)、蒸しパンタイプとういろうタイプの2種類が存在する、東北の郷土菓子。岩手県では蒸しパンタイプが、宮城県ではういろうタイプが主流なようです。作り方、材料はほとんど一緒。重曹を入れるか入れないかの違いということ。
ふつうは、小麦粉、砂糖、水を同量ずつ入れて、そこに塩を一つまみ入れて蒸しあげるので、白いのですが、「山海市」で見つけたこの秘伝のかんづきはレシピは教わっていないのですが、おそらく塩のかわりに醤油を適宜入れているのですこし色がついているのが特徴。トッピングもクルミやゴマにしたり、シンプルになにもなしなど、家庭ごとにアレンジがあるのでしょう。

食料品を扱うお店を覗いたら探してみてくださいね。お店ごとにちがった表情のがんづきがあなたを待っています。きっとお気に入りのがんづきに会えるはず♪

12月18日にこの山海市を訪ねると、歌津のいきものがかり(ドリカム改め)はメンバーが1名増えていました!次回行ったらゴレンジャーか・・と思っていたら、今回で年内はおしまいだとのこと。道路沿いのテント営業なので風が強すぎて、飛ばされてしまうそうなのです。「プレハブにでも入ってたら続けられるんだけど・・」前回あまりの美味しさにメモっこメンバーが買いあさったたくあんはすでに売り切れ!なんとも残念です。再開は2月以降とのこと。再開されたらメモっこは素早くみなさんにお知らせしたいと思います!

(東京聞き書きチーム Dylan Sanders)

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