2012年3月17日(土)、聞き書きプロジェクト(メモっこ)の活動記録です。
 今回、メモっこチームは、3名で、3件を目的に訪問してきました。
 朝、8時ちょっと前に仙台駅のレンタカー屋さんに集合しました。鱒淵まで2時間。雨にぬれた早春の田んぼや沼や川がとても美しかったです。
 10時頃、小野寺さん宅に到着しました。小野寺さんにはRQスタッフが大勢お世話になっており、スタッフとのミーティング場所などもご案内頂きました。そのあと、小野寺さんへ自分史「吾道一以貫之~道拓く~」を贈呈しました。小野寺さんは「こんなに立派に作ってくれて」ととてもうれしそうに感想を話してくれて、我々スタッフも感無量です。その後、鱒淵の産業の歴史や今後の地域活動への提言などお話を頂き、私たちのお話も聞いて下さいました。奥様もからも暖かいもてなしを受けて本当に嬉しかったです。

 次に鱒淵小学校でお約束のTさんにお会いしました。FAXであらかじめ送った第1原稿を読んで推敲された箇所をお聞きしていきます。この第1原稿には、原稿を起こしたスタッフから「ここをもう少し詳しく」、とか「図はありますか?」など、この日にもう少しお聞きしたいことや準備頂きたいものが書き添えてあります。写真はその中の一コマで、Tさんが子供のころ「竹スキー」や「めんこ」の作り方の実演をして下った所です。全て準備してくださり、丁寧に教えてくださいました。時間があれば、もっともっとお話を聞きたかったです。


 そして、S夫妻のお宅に訪問しました。
Sさんご夫妻は、もとは南三陸町でお住まいでしたが、津波でお家が流されて、現在、迫町にお住まいです。東京にお住いのSさんのお嬢さんが今回のコーディネイトをして下さいました。まずはご主人の小さな頃からのお話。戦前、戦中~それから奥さんのおかあさんのお話など、とてもにこやかに次々にエピソードを話して下さり、私たちも興味深々。一回ではとても全て聞く事はできません。次の訪問のお約束をしてこの日は帰ることになりました。
 帰るとき、私たちの車を最後まで見送ってくれたSさんご夫妻。又、来てくれと何度もおっしゃって下さいました。聞けば聞くほど、ひとつひとつのエピソードに時代背景やその時の感じ方などがその方の人生に色濃く反映されていることが分かってきました。津波にのみこまれてしまった文書などの記録はたくさんありますが、お聞きすることによって、記憶を掘り起こさせてもらい、自分史の制作のお手伝いをさせて頂こうと思います。

 17時すぎにSさん宅から仙台駅に向かいミニミーティングをして解散しました。

 3件の皆さんが様々な準備をして本当に私たちを歓迎してくれたことに感謝。かけがえのない時間を過ごせたことを共感し、次回の活動に多いなるモチベーションを頂いた1日になりました。

(写真・文:聞き書きプロジェクト 中村道代)

聞き書きプロジェクトについて、詳しくはこちらをごらんください。

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