【4】広瀬敏通(RQ総本部長/日本エコツーリズムセンター)
「現状報告&今後の活動」
RQは組織ではなくプロジェクト的に動いていく活動団体。
ボランティアのメンバーは「この甚大な災害で、自分にも何か果たすことのできる役割があるのではないか」という想いで現地に入り、
それぞれがそれを見いだしている。

現地では昨日まで顔も見たことがなかったような人たちがみごとなチームワークを発揮し共に活動している。
しかも、それが日々改善され、進化している。それは素晴らしいことだ。
現在は活動が第一フェーズの救援活動から第二フェーズの人の支援に変わりつつある。
仮設住宅の建設も6月ごろ、あるいは1年ほど先までかかるともいわれている。
地域の再建まで、いつ辿り着けるのか先が見えない。
RQとしてはボランティアの力で津波被害にあった土地の片付け作業を行うことを通じて、被災地の方が復興への兆しを感じ、生きる希望を呼び覚ますことに貢献していきたい。