日本全国の方々にたくさんの浴衣を、そして帯、草履、下駄など浴衣に伴う小物類を送っていただき、ありがとうございました。
 
先週、河北での活動に参加しました時、「これから浴衣をお届けに行く」ということで、お供させていただきましたので、現地での浴衣のお届け作業と地元の方の声をご報告させて頂きます。
 
 
 
お届け先は石巻市にあります2つの保育所です。 “2つ”といっても、1つの保育所の施設内に、津波により壊滅的な被害を受けた地区から避難されてきている保育所がありました。
 
お届けに行くと、保育所の職員の方は、待ってましたとばかりに満面の笑みで受け取って下さいました。
「これから大きなお祭りもあるので、大変嬉しいです。」
「早く中を見たい。どれが誰に似合うのか楽しみです。」と。
これから行われる石巻の花火大会にも浴衣を着て行かれるのかな、夏祭りに浴衣を着て行くのかな、などと考えてこちらも笑顔に(^_^)
 
また、河北の地元の方とお話した時には、「RQさんは、よく泥出しをしてくれているけれど、そんなこともしているの?」と驚いておられました。
こちらの方は石巻の養護施設で働いておられるのですが、震災後、直接の津波の被害はなかったけれど、流通が分断され、スーパー等のお店が閉まっている状態で、食材も届かない、手に入らない中、私たちはどうすればいいのだろう、どうなるのだろうと絶望したそうです。入所者や職員の家族、近しい人たちも被災され、入所者の方々が必要とする物資もない。特におむつ不足には困られたそうです。
食料は数日後に、「施設の建設を請け負った建設会社が届けてくれてなんとか助かった」と教えて下さいました。
 

 
写真のように震災などなかったかのような、のどかな田園風景が広がる地域です。
一見すると分かりませんが、津波の直接の被害がなかった地域も大変な思いをされているのです。
 
「RQさんもおむつを届けてくれたよ。
小学校の体育館の泥出しもしていたよね。
今はゆかたの配布もしているの!?」と、
大変驚き、喜んで下さいました。
 
「津波で多くを失った方々にとって、浴衣に気を回す余裕もなければ、新たに揃える経済的な余裕もない。そこに浴衣が届けば子どもたちも喜ぶだろうし、それを見たら親御さんも嬉しいでしょう。とても素敵なことねぇ。」と。
 
 

東北は、夏祭り真っ盛りです。
浴衣を着て、送っていただいたみなさんの想いをまとった、たくさんの子どもたちが笑顔で夏祭りにでかけていくでしょう。
 

by東京ボラ ぐっちょん
 

お話してくださった方が働く養護施設に"東京大衆歌謡楽団"が訪問した時の様子です。

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