8月21日に東京臨海広域防災公園そなエリア東京・防災体験学習施設で「防災フェア2011」が開催されました。その一環として「東日本大震災ボランティア合同説明会」が行われRQでもブースを出展し、現地ボランティア説明会を行いました。

「防災フェア2011」では、もし東京で震度6強の地震が起こったらどうなるか、行政の支援が届くまでの72時間、どう生き抜くかを疑似体験する「東京直下72h TOUR」や、小中学生のほとんどが津波から逃れ「釜石の奇跡」と呼ばれた岩手県釜石市から、釜石東中学校の先生と生徒さんがいらして、震災津波体験や避難所の様子、また伝えたいことをお話いただいた被災体験報告会。他にも様々な体験学習、公演、相談会、現地物品の販売などが行われて、あいにくの天気にも関わらず多くの方が来場されていました。

合同説明会は予約入場制だったのですが、それでも相当数の方に来場頂き、RQブースには10代の方から、年配の方まで、約50名程のボランティアに関心のある方が足を運んで下さいました。対面形式だったのでじっくりお話しすることができ、現地へのアクセスや、費用負担について、10月の3連休を利用して行きたい等具体的にボランティアを考えている方々のご相談を伺いました。交流系のボランティアを希望している方もたくさんいらっしゃいました。

 

また今回特徴的だったのは、合同説明会ということで他にも支援活動をしている団体さんが出展されていたことです。

これは他団体さんのお話をいっきに聞く大チャンスということで、全出展団体さんのお話を聞かせて頂きました。

 

ということで、今日はそちらで出会えた団体さんのご紹介を致します。
 
 

「IVUSA  NPO法人国際ボランティア学生協会」さん
 

主に大学生が中心となり様々な活動をされています。途上国支援、環境保全活動、イベント開催、そして今回の震災に際しての復興支援、災害ボランティア。「参加しているのも大学生?僕みたいなおじさんは無理!?」と聞いたら「そんなことはありません!社会人の方も大勢参加して活躍しておられますよ。」とのこと。

運営もほとんど大学生で行っているそうで、なんと頼もしいことか。

活動内容は気仙沼(宮城県)でのがれきの撤去、被災家屋の家財運び出し、泥かき出し作業等になるようです。

 

 

 

「一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター」さん
 

こちらは国際交流、国際協力、世界一周クルーズなどで有名なピースボートさんを母体として、今回の震災に際して立ち上げられた団体です。

石巻(宮城県)を中心としてがれきの撤去や炊きだし、漁業支援活動を行われています。

活動日数は1週間(8泊9日)コース、もしくは最短2日間から参加可能なコースがあります。

こちらも「大学生が多く活動しています」ということでした。

 

 

 

「特定非営利法人キッズドア」さん

 

こちらの団体さんは国内の子ども支援をされている団体さんです。

収入差による教育格差を埋めるため学習の場を設けたり、また震災支援としては被災地での学習支援。南三陸町(宮城県)の子供たちへの学習の場の提供、心のケア、遊びの支援。また仮設住宅のある会津若松(福島県)で学びと遊びの支援。

そして東京に避難している子どもたちへも支援をしているとのこと。そのお話を聞いて、「そうだ!東京にも避難してきている人がいるのだ!!」と改めて気づかされました。大学生のボランティアが勉強を教えたりしているそうです。

なんとその日ブースで説明してくれたのは高校生のボランティア。まったく最近の高校生は・・・頼もしい!!明瞭に的確に分かりやすく、どのような活動をしているのか説明してくれました。

被災地に行きたくてもなかなか行けないと思っていた高校生諸君は連絡とってみるといいかも。

説明してくれた子もかわいかったヨ。

 

 

 

「youth for 3.11」さん

 

大学生がこの震災に際して立ち上げた団体です。

提携のボランティア団体さんへ学生ボランティアを派遣するための窓口業務を行っています。

実際にボランティアへ参加するためには、交通費参加費等もあり学生さんが個人で参加するのは難しかったりします。その参加のためのハードルを低く、低くできるよう尽力くださっており、日本全国の学生さんを被災地へボランティアとして送り込まれています。

また東京での事前研修、事後もリフレクション(反省会)を行なうなど、きめ細やかなサポートを展開されています。ボランティアの募集とそれに伴う膨大な総務作業を行って下さることで、被災地での活動がより円滑に進んでいると思われます。

着眼点と行動力がすごいと思いました。

 

 

 

「特定非営利法人NICE」さん

 

国際ボランティアである国際ワークキャンプを実施している団体さんです。

世界の若者たちが一緒に生活し、環境保全や農業支援、生活支援を行っておられます。

今回の震災では、陸前高田(岩手県)での復興ボランティア、吉里吉里(きりきり/岩手県)での「復活の薪」の薪割りのお手伝いをされているそうです。

またRQ現地本部長の佐々木さんが代表をつとめる「くりこま高原自然学校」でもワークキャンプを実施されています。

「くりこま高原自然学校の方が復興支援に取り組まれているので、その後方支援として、くりこま高原自然学校で自然学校作業のお手伝いをしている」とおっしゃっていました。

そんなこと知らなかった。そのような団体さんと出会え、今回その活動を知れてよかったと思います。

また、会津若松では先の水害で被害を受けた家屋の泥だし作業も行っているそうです。

ワークキャンプのため、どの活動も参加日数は1週間以上となっています。

 

 

 

「特定非営利法人オンザロード」さん

 

インドやジャマイカで学習支援、学校の設立、また音楽学校の設立などの支援活動を行われている団体です。

震災支援として、石巻に拠点を設け、様々な復興支援活動を展開されています。

泥のかき出し作業、がれきの撤去、炊きだし、避難所仮設住宅サポート、引っ越しのお手伝い、被災店舗の再生お手伝いなどです。

また石巻へのバスツアーも実施されています。

元気な、闊達とした雰囲気が伝わってきました。

 

 

 

「NPO法人難民支援協会」さん

 

日本にいらっしゃる難民の方を支援している団体さんです。

日本では難民認定基準が厳しく、またその法制度、受け入れ体制から難民希望者、認定者には窮屈な生活が余儀なくされます。そのサポート活動を行っておられます。

難民支援のスキルを活かし、被災地域在住の外国人のサポート、弁護士の紹介、女性支援を行われているそうです。ウガンダやミャンマー出身の難民の方も一緒にボランティアへ赴かれたそうです。なんとも頭の下がる思いです。

各団体さんの得意な分野、スキルを活かして支援されているのだなとつくづく実感しました。

 

 

 

「日本学生ボランティアセンター(Gakuvo)」さん

 

学生のボランティア活動支援、応援を主な活動とされています。

他にも学生ボランティア団体のPR力アップのためのコンテスト開催や学生ボランティア団体、学生個人の相談受付、セミナー開催など、学生のボランティア活動全般に対するサポートを独自のネットワークを活かし展開されています。

チーム「ながぐつ」を結成し、「大学生ボランティア隊」を遠野(岩手県)や気仙沼の方へ派遣されているようです。

現地ではがれきの撤去、泥かき作業、仮設住宅でのサロン活動、子どもたち学習支援活動を行われています。

 

 

 

「遠野まごころネット」さん

こちらは岩手県沿岸部に程近い、車で1時間程内陸に位置する遠野市の市民の方が中心となって結成されたボランティア団体です。

地元の社会福祉協議会や青年会議所、NPO・NGOが主な構成団体となっています。

東京でも説明会が実施され、相当数のボランティアの方が現地で活動されているようです。

現地ではがれきの撤去作業や農業・漁業・産業の復興支援、また人と人をつなぐ活動が行われています。

 

 

 

そして今回のイベントのコーディネートをしていただいた、

「NPO法人夢職人」さん

今回の説明会は、震災発生から5ヶ月以上経ち、現地のボランティアセンターや団体が閉所されるところも見られる中、10もの震災ボランティア団体が集められ、関心のある方々がしっかり話を聞ける効果的な説明会をコーディネートいただいて、出展側としても非常に刺激的でした。もともとは、都内で子どもに対して野外活動を通した学びの場を提案しているNPO法人さんで、自然体験畑出身のRQとは親戚のような関係で、お互いにとても親しみを感じました。

どこの団体さんも口を揃えておっしゃっていたことは「ボランティア団体同士の横つながりが大事」ということでした。そして1日200名以上のボランティアが活動している団体さんでも人手が足りないとおっしゃっていました。これは現地で活動する上では、どこも共通する課題なのだと痛感しました。

RQでは、ごくまれに活動の休止日があったりします。また○日に大勢の人手が必要な作業がある、人が欲しい、足りない、余る、そういう時にボランティア団体同士の横のつながりがあれば人の行き来ができるのではないか。

また、各活動地域において各団体でしか持ち得ない情報があります。共有すべきと思われる情報もあります。積極的に交流することで、それら情報を共有していけるのではないか。

そのような柔軟な、横のつながりを拡げていけるのが、民間の、またNPO法人ボランティアの強みではないかと思います。

今回説明会に参加いただいて貴重なご意見を寄せて頂いた皆さん、

会場でご一緒させて頂いてさらなる刺激をおこしてくださった団体の皆さん、

ありがとう&これからもどうぞよろしくお願いしま~す!!

 

今回参加の団体さん一覧

上記紹介した中で気になる団体さんがあった方は是非コンタクトを取られてみて下さい。自分にあった所、自分の得意分野が発揮できる所での活動がベストだと思います。

他にも共通の課題として話が出たのは、東京でのボランティアが足りないということです。つい現地ばかりに目を向けがちですが、RQ東京本部でも常時ボランティア募集中です。

もちろんRQ東京本部、登米、石巻河北、気仙沼唐桑/小泉、南三陸歌津もボランティア大募集です。

RQへも是非いらして下さいね。

お待ちしてます〜!

楽しく反省会&打ち上げ@新橋SL広場


(東京ボラ ぐっちょん)

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