11月9日

11月末をめざして、東京本部を終息させていこう、という流れにあらがうようにますます活発化している(もちろんいい意味で)女性支援の活動です。今日もチョキンチョキンというはさみの音、シュゥ~という低温アイロンの音、糸くずやほこりにむせる空咳の音など、いろいろな音が聞こえます。

女性支援、と聞くと、なんとなく女性が女性を応援するものと思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、そこはRQ! 一般的なイメージを超える光景が展開するのです。

今日は、午後3時から東京本部片付け隊のミーティングがありました。11月いっぱいで東京本部の活動が終わるのに伴い、この8カ月の間で我々ボランティアの巣のようにカスタマイズされてきた場所を元のように片付けてお返しするための実行部隊が片付け隊です。

その人員募集の呼びかけに応え、男性が「力仕事」を手伝うぞー、と意気込んでやってきてくれました。でも3時まではまだ時間がある…さて、何をしよう…と思案顔のところに、力強い女性たちの一言が飛び交います。「はい、じゃあ、この着物をほぐして!」「でも、こういう細かいことやったことないし…」「いいのいいの、これもボランティア!」躊躇する男性陣を容赦なく激励(?)し、女性支援の活動へと誘います。

東日本大震災 RQ東京本部 RQ被災地女性支援センターのボランティア

そんな勢いになかば気押されつつ、それでも椅子に座って見よう見まねで、着物の糸を切り、ほぐしていく男性たち。何にでも挑戦しようとする気概をもち、女性のいうことをやんわりと受け止める、こころ優しい男性たちなのです。(女子がこわいだけ?)

その中でも、クロードゥさんは、いましがたパリからの長いフライトを経て、成田に到着したばかりで西日暮里にきた、というつわものです。「何かしてないと寝ちゃいそうだから…」という声を発してしまったのが運のつき。無言で目の間に「はい」と差し出された着物を条件反射で受け取ってしまい、東京に到着して最初におこなったのが着物をほぐす活動というおかしな結末に。(↓それでも笑顔のクロードゥさん。向かって左は石丸さん)

東日本大震災 RQ東京本部 RQ被災地女性支援センターのボランティア

こんなふうに、女性支援=女性のために女性が行なう支援、という既成概念をもこわしていくのがRQの頼もしさです。女子のパワーに「参加しにくい…」という不安を感じているそこの殿方たち。そんなことはありません。心やさしい男性たちのお手伝いも絶賛募集していますよ。

東京本部:かんのみ

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