RQシンポジウムも終って、一息ついていた翌週のこと、

12月15日(木)、16日(金)、17日(土)と、日本経済新聞社が主催する国内最大の環境展示会「エコプロダクツ2011」のNPOブースに出展しました。

ここでは、3月からの活動報告を展示するとともに、RQの活動に興味のある企業さんや団体さんと交流を図れたらないいな、ということで泥かきルックのマネキンボディー2代目(初代のMさんマネキンボディーさん、お勤めご苦労様でした)と、RQ年表や活動詳細展示とともに、東京ボランティアや東北から出張してきた越冬組たちが、ブースに立って、通りかかる方々にRQのこれまでとこれからを紹介。

“エコ”がテーマの展示会なので、ちょっぴりアウェー感を味わいつつも、ふらりゆらりと立ち寄ってくださる人がいました。

2011/12/16 エコプロダクツ2011

 

「被災地ボランティアツアーを企画している」という旅行会社さん、「すでに石巻に行って来て勉強会を開いた」という精密機械メーカーの社会貢献担当の方、「登米の体育館に拠点をおくか置かないかぐらいの時期に現地入りした」という静岡のHさん。当時の気持ちを伺うと「こういうときに自分が行かないわけにいかない」という、力強い言葉。初期のそういった猛者たちが支えていた活動に思いを馳せました。

ほかに印象的だったブース来場者を紹介すると、RQとは別の団体で塩竈に5ヶ月いたという、東京下町育ちのKさん。
Kさんは、長いことリーダーをして、いろんなボランティアさんを見てきたと言います。
被災した人の気持ちを受け止めて辛くなってしまう人たちもいたようです。
5ヶ月経って、三陸海岸を車でまわって、塩竈はだいぶ復興している、自分の役目は終わったと感じて、東京に戻って来ました。今は、地元下町のお祭りの神輿かつぎのボランティアなどをしているそう。
彼にとっては、長く滞在してリーダーとしてボランティアをまとめることが“被災地支援”だったので、長期でいけない状況の今は何もできない、と静かに話してくれました。自分に言い聞かせてるようにも聞こえます。まだ、、心の整理がついてないようでした。

イベントチームが立ち上がったのは、5月の連休の終わり。その後もほぼ毎月1回、都内各地でブース出展してきました。

2011/5/20 ソトコトロハスデザイン大賞@新宿御苑

それらのPRイベントの目的は、東北にはボランティアがまだまだ必要です!と伝えていくだけでなくRQの経験者や他での被災地支援経験者、もしくは未経験者が集い、気持ちを共有する場でもあったのかなと今は思います。

当時は何も知らず、イベント会場があった新宿御苑に集まった人たちの多さに驚いた私ですが、そこで感じたのは、数日間東北に滞在してボランティア活動をして、地元に帰ってきたあと今もまだ東北とつながっていたい、何かをせずにいられない人たちの強い気持ち。
何度もは被災地に行けないけど、現地と関係していたいという気持ち。
RQのOBOGだけではなく、ブースに立ち寄ってくれる人たちには行ってみたいけど躊躇っている人、一度行ったけどその団体が終わってしまって次の行く手段を探している人、親戚や知り合いが被災したけれど、何をしていいのか分からないのでそれを知りたいという人、がいました。
恥ずかしそうに、今は中学受験を控えてるから向こうへ行くことができないけど、東京で何かできることはないかとたずねてきた女の子がいました。

2011/7/3 日能研私学フェアで

Kさんのように、不安や、今動けないこと戻ってきてからのギャップなど戸惑いを抱いているような人たちもいました。
でも、そんなときにイベントに参加することで、人との新しい関係だったり、次の行動につながっていくことも
多々ありました。

長く支援が続くために、支援をしたい人たちの想いと行動が集まる場所、
来年のイベントもそんな場所にしていけたらいいなと願いつつ、
今年のイベントに来て下さったみなさん、携わってくださったすべての方に感謝の気持ちを今ここでお伝えしたいです。どうもありがとうございました。

イベントチーム 井上優子

 

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