先日、登米からの帰り道、福島県のあぶくま地域に拠点を構える「NPO法人あぶくまエヌエスネット」代表の進士徹さんを訪問しました。

 

進士さんは、これまで福島県の自然や人々の魅力を全国に発信し、大きなネットワークを築かれてきた方であり、エコツーリズムセンターの世話人でもあります。

あぶくま地域は福島第一原発から80kmほど離れていますが、風評被害もあり、これまでの自然学校の事業がまったくできず、従業員も解雇しなければいけない状況を余議なくされています。

 

しかし、私が進士さんにお会いして感じたことは、リーダー不在の行政に今必要なことを訴えつづけながら、自分たちの力で社会を動かそうとされている力強さです。考えるだけではなく、具体的な行動に移されていることにもとても感銘を受けました。

 

夏休みには福島県の子どもたちのたちを北海道へ引率し、思いっきり遊べる環境をつくろうという「ふくしまキッズ北海道夏季林間学校構想」も立てられています。

 

この場で、進士さんからのメッセージを紹介させていただきます。

 

あぶくま災害義援金!!

 

たくさんの方々から熱い熱い応援メッセージと共にいただいた義援金は、1,000,000円を超えました。ありがとうございます。いただいた義援金は大切に大切に有効に活用させていただきます。使い途①避難家族支援 ②地震施設災害修復 ③災害避難中間支援活動 ④子ども達を原発から守るプロジェクト

 

・マイナスからプラスに替えなければなりません。そのヒントは「つながり」

 

5月になりました。例年と違う生き方のあぶくまです。原発事故はまだまだ収束のめどが立っていません。復興に向けて動き出している宮城件、岩手県の動きと違ってきている福島の現状は、まさに深刻です。あぶくまにも避難家族をお迎えしました。富岡町在住だったKさんです。普通の生活に戻れる日がきますように・・・応援しながらまた応援されているような・・・そんなつながりです。 つながりは、小さな所からはじめは二人・・・そして三人と増えていきます。そのつながりは更に輪が大きくなっていきます。多くの心ある人が集まればものすごいパワーとなって、社会も良くなる方向かいます。 残念ながら今の東電の体質、国会、行政機関の体質には期待していません。ですが彼等も変わらなければ国民は納得しないでしょう。 今回の地震による細部にわたる救援活動は民間の動きが早いです。きめ細かいです。そして継続的な血の通う施策を打ち出さないと納得しません。 特に福島県は問題解決するまでには、長期化するでしょう。ですが、今回起きたことはマイナスです。我があぶくまにとっても大打撃です。ですが、「つながり」で助けられています。本当に感謝です。ありがたい事です。

 

・今できること

 

原発事故という長い長いトンネルの中に入ってしまいました。先に光も見えない状況・・・だったら暗いトンネルに、灯りを灯す事はできるはず!!この考えに切り替えました。そうするとやる気、元気、勇気がわいてきました。「よーしやるぞー」って それが一万人のふくしまキッズ北海道夏季林間学校構想です。放射能で不安を抱え、外での活動も制限されている日常になってしまいました。そんな日常は狂っています。せめて夏休み期間中に放射能の心配のない環境で子ども達が思いきり子どもらしくはしゃぎまくる!!その支援をすることは可能かな・・・と 今多くのつながりで動き出しているところです。皆様からのご理解とご協力とご支援が必要です。よろしくお願いします。

(NPO法人あぶくまエヌエスネットホームページ内 5月の理事長メッセージより)

http://www2.ocn.ne.jp/~abukuma/

 

by登米・東京ボランティア 岸

 

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