登米に来て一週間、ほとんど被災地の方と接することなく過ぎていった。
 
ボランティアの食事を作るキッチン、
漂流物や依頼された写真のクリーニング、
個人宅の片付け、草むしり。
そしてゆかたチームに3回目の参加。
 
全国からいったん東京本部に集められた浴衣が登米の本部に送られてきた。
倉庫で仕分けし、要望リストを手に浴衣や甚平を選ぶ。
○○○○ちゃん○才○センチ、、、。喜ぶ顔を想像しながら。
 
直に接することがなくても、なんて幸せな作業なんだと、
みんなでわいわい。

○月○日の夏祭りに着て行きたいというメモが添えてあった。
それはお祭りが行なわれ、その祭りに被災した子が参加できるということ。
とても明るいニュース。
それだけを聞くとまるで復興が進んでいるように思えて安心してしまう。
 
先日、女川出身の知人がメールをくれた。
町内の魚市場に魚が水揚げされたというニュースを見て、
復活を期待して女川へ行った。
でも、町はひっそりとしていた。実はたった一日だけの水揚げ。
震災前の賑わいは無理と承知の上の再開だった。
 
明るいニュースでつい錯覚してしまう。
復興が進んでボランティアの手は必要なくなりつつあるのでは、と。
 
今日、初めてゆかたの配達に行った。
子供たちには会えなかったけど、お母さんたちは喜んでくれた。
この子達のほかにも、手を広げれば、
もっともっと浴衣を欲しがる子はいると思う。
でもボランティアの数が足りない。もっと沢山の手があれば、、、と思う。
それは、体育館の中でにいても、現場で作業をしていても、
おそらくすべてのボランティアが感じること。
 
まだまだ、これから。
この先も様々な場面で人と人のつながりが必要なんだ。
多くの人にそのことを伝えていきたい。
 
今日のゆかたチームは国際色豊か。一見、皆さん日本人。
ところが、韓国からボランティアのために来た女性二人組み、
ガーナから帰省中のお母さん(なんと16歳の娘さんとRQに参加)、
上海から帰省中の女性、英語と韓国語の飛び交う、楽しい作業。
韓国娘たちは、いつかゆかたを着たいと言っていた。

登米の本部に帰ったら、
先日イベントでRQのメンバーが着た浴衣が干してあった。
今年の夏休み、子供も大人も楽しい思い出が作れますように。

 
by 登米ボラ あや

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