なんと!以前お隣の避難所でライブをして下さった
「東京大衆歌謡楽団」さんが7月25日から28日にかけて
再び登米へいらして下さり、お隣の避難所でライブをして下さいました。
 
今回はお隣の方から「仮設住宅へ移る前に、もう一度来て欲しい」
という要望をRQが受け、東京大衆歌謡楽団さんにお願いしたところ、
快くボランティアとして来ていただくことに了承頂けました。
 
「東京大衆歌謡楽団」さんは主に昭和初期や戦後の名曲を唄って
いらっしゃるバンドさんです。
 
「東京ラプソディ」や「憧れのハワイ航路」、「青い山脈」、
「旅の夜風」、「鳴くな小鳩よ」、「リンゴの唄」などです。
 
このブログを読んでいる人でご存じの方は少ないかもしれませんが、
避難所や仮設に入ってらっしゃるお父さんお母さん世代には
ドンピシャの曲です。
 
是非みなさんも一度聞いてみて下さい。
僕のお薦めは「東京ラプソディ」と「旅の夜風」、「青い山脈」です。
お隣の避難所の方々はもうすぐ仮設住宅へ移られるということで、
避難所で行われる最後のイベントとなりました。
 
東京大衆歌謡楽団さんのライブは夕食後の19時半から。
お酒とおつまみを準備して、宴会のような雰囲気でスタートし、
曲が始まるとみなさん一緒に歌われたり、思い出話をされたり、
手拍子をうったりと楽しまれている様子でした。
 
4月ごろの段階では避難所は生活スペースということで、
我々ボランティアはそちら側には近づかないように、
大きな声を出して迷惑にならないように細心の注意を払っていました。
 
また人の入れ替わりも激しく、
全国から様々な人間がボランティアとして来ているということで、
お住まいの方々はもちろん警戒されましたでしょうし、
不安でもあったと思います。
 
それが互いにコミュニケーションを取り合いましょうということで
「チームますぶち」が発足し、足湯やお茶っこ
(避難所の皆さま方にお茶をお出ししてみんなで交流を図る)の活動を通し、
大変友好的な関係が築けてきました。
 
その方々が志津川の地元にできる仮設住宅へ、
地区の方々がみな一緒に移られるというのは、大変喜ばしいことです。
 
が、RQボランティアとしては若干寂しいところでもあります。
 
お隣の区長さんは、
「仮設に移ってからが一段とソフト面での支援が必要になってくる」
とおっしゃっていました。「絶対に孤独死は出したくない」と。
 
「私(区長)自身、そして行政も気をつけるが
RQとしても気を配って欲しい」と。
 
もちろんRQとして仮設にできる集会所で「お茶っこ」等の
ソフト面での活動は続けていくことだろうと思います。
 
コンサート最後の1曲は「『ふるさと』を演奏して頂き、
みなさんで一緒に歌いたい」との要望がありました。
 
「兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川 
夢は今もめぐりて 忘れがたき ふるさと 〜 
いつの日にか 帰らん」という曲ですね。
 
まさしくもうすぐ、仮設の住宅ではあるけれど、
住み慣れた土地へみなで帰られる。
 
そのふるさとの景色は大きく変わってしまっているけれど、
今復興に向けて歩み出している。
 
そのお気持ちを考えると、なんとも言葉にはできない、
胸がいっぱいになりました。
 
翌日は河北での演奏。こちらは河北ブログで!
 
翌々日は南三陸町歌津での演奏。では簡単に紹介を!
 
午前は平成の森にある仮設住宅・避難所での演奏。
こちらは大規模な仮設住宅と2つの避難所があります。
カフェスペースがあり、そのすぐそばで歌って頂きました。
 
午後には吉野沢にある仮設住宅で。
こちらには「福幸茶論」(ふっこうさろん)というナイスな名前の
お茶のみスペースがあるのですが、そちらの前で歌って頂きました。
 
打ち合わせの時に、電源もすぐそばのお宅が貸して
下さるということになり。ありがとうございました。
 
そして夜はRQ歌津センターにて。
ちょうどこの日は地元の方とバーベキューの日で、
そこにお邪魔して歌わせて頂きました。
 
天候が心配だったのですが、ゲリラ豪雨もピタリと止み、
一緒に唄って踊って♪
 
踊りを披露して下さった方は以前、東京大衆歌謡楽団さんが
歌津中学校へ行かれたときにも踊られた方だそうで、
再会に楽団のメンバーさんも喜ばれていました。
 
どうやら地元では有名人(?)のようで、吉野沢仮設住宅でも
「歌津中学校に前来たでしょ?覚えているよ。
一緒に踊ってた人はお友達だよ」と声をかけられました。
 
その後はメンバーさんもバーベキューに混じり、
アカペラで唄を披露して頂いたり、踊ったりと.
 
こうして歌津での夜は更けていきました。
 
今回もまた唄は心に響く、人を元気にする、
ということを実感した3日間でした。
 
うれしそうに「少女時代を思い出す」、「この曲が出たときは15歳だった。
懐かしい」と笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。
 
今はその日その日が大変な毎日でしょうし、
今起きていることを見つめ続けるよりも、
少し過去の青春時代を思い出して、
物想いにふけってみる時間も必要なのかなと思います。
 
ちょっと立ち止まって過去を思い起こすのも、
明日への活力の源になるのかもしれません。
 
By 登米ボラ ぐっちょん

※写真は後日アップします。

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