【たい焼き焼いた】
  
10月6日木曜日。天気は雨のち曇り。
気温も下がって一足飛びに秋から初冬に向かう東北三陸海岸に、
神奈川県は横浜から熱い男がやってきました。
 
その名も『スカウトたい焼き隊』!
 
震災後間もなくから被災地各地で
たい焼きを炊き出ししてこられたスカウトさんが、
ついにRQにも来て下さいました。
 
今回は水曜日から日曜日までの五日間で1600枚を焼く予定で、
これで通算9000枚余り、
次の炊き出しツアーで晴れて10000枚を突破することになるそうです。
 
スカウトさん曰く、一年かけて10000枚焼いても、
被災者の10分の1の口にしか入っていない。
これでは被災者全員に僕のたい焼きを食べてもらうには
10年もかかってしまうんだよね~。

【たい焼き200枚分の材料どん】
 
そしてスカウトさんが用意したのは、彼の活動を象徴するステッカーでした。
スカウトさんのヴィジョンに賛同してくれる方にこのステッカーを
一枚百円で購入してもらい、活動資金にするそうです。
 
ただ、これがただの活動ではありません。
被災地で仲間を集めてたい焼き隊を増やし、
手伝ってくれる人たちには枚数に応じてコミッションを出します。
 
さらに、数年後にはたい焼きセットの詰まった活動車そのものを
譲り渡して商売にしてもらう。
そうして被災地に美味しいたい焼きと雇用機会を供給するのだそうです。
 
でかい話ですよね。これを実現するために、
スカウトさんは百万人単位の構成員を有する或る組合を
口説き落としているそうです。

組合の一人ひとりにこのステッカーを買ってもらえれば、
数億円の資金になります。
 
私のような小市民の無職金欠を旨とする
いちボランティアには想像もできない話ですが、
彼の話を聞いていると何か夢を見させられているように、
ちゃんと現実味を帯びてくるから不思議です。

【スカウトさんの焼くたい焼きは、皮まで甘い】
 
さてさて、活動ブログなので今日の活動報告。
 
熱い男が焼いてくれアツアツたい焼きは、
今日はざっと400枚。午前はRQのお隣の老人ホーム『ほたるの郷』、
午後は南三陸町中瀬町の仮設で焼いて下さいました。
 
中瀬町の多くの方は、8月まで鱒渕小学校に避難されていた
RQのお隣さんでした。
 
ほたるの郷では、なにごとか怒っていたはずのおばあちゃんが
たい焼きで笑顔になりました。
 
中瀬町ではいつものお茶っこの何倍もの数のお客さんがやってきて
交流が生まれていました。
隣のおじいさんをナンパするおばあさんあり、
盆踊りの練習を始めるおばあさんあり。
 
私もたい焼きを焼きながら、背中で楽しい集まりを見てほくほくしていました。
 
はてさて果たして明日のスカウトさんは、
たい焼きでどんな笑顔をもらってくるのでしょうか。

【幸せを運ぶたい焼き】
 
by 登米ボラ・地域支援チーム よーじ

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