おととい、RQ東北本部(登米)から歌津に向けて10名が出発しました。
 
山間の道を車で抜けて、気仙沼の港付近の海岸線に出ると
見渡す限りの荒野に、茶色い土台だけになった建物の跡が、
ずっと続いているのが見えてきました。
 
崩れ落ちた鉄橋、鉄骨だけになった建物が点在しています。
ここも3月11日までは街が存在していた場所です。
私たちの活動した歌津も同じように2カ月半経った今でも
厳しい状態が続いています。
 
この日の活動は、歌津駅付近およびお寺の裏山の、
津波による瓦礫、漂泊物の撤去を行ないました。
 
ここでは木片、瓦、自動車部品などに混じって、
数多くの写真が流されてきています。
 
運動会、法事、結婚式、家族旅行などの
記念写真だということが判ります。
 
そのような写真を見ていると、
土台だけになった建物の跡、一軒一軒に、
あの日までは人が住んでいて、それぞれ様々な家族の生活と、
暮らしがあったのだということが感じられました。
 
高台から見える歌津の美しい海と、瓦礫の山との対比が強く、
とても心苦しくなりました。
復興までの道のりを思うと気が遠くなります。

  

*           *           *  

 
この日の作業を終え、登米に戻ると丁度、
RQの隣の建物に避難されているご家族の方々の、
お子さんたちが下校してきていました。
 
その中の一人が「こんにちは!」と元気に挨拶をしてくれました。
 
そのほかにも大きな声を出して元気に走り回っている
子どもたちの姿を見ることができました。
 
きっと、子どもたちは私たちが考えている以上に強いのでしょう。
なにか小さな希望のようなものを見た気がします。
 
*            *            *
 
それから先日、5日ぶりにお風呂に入ることができました!
 
RQ登米(東北本部)の近所の方がご厚意で、
ご自宅のお風呂を使わせてくださっているおかげです。
 
お風呂の順番を待っている時に、とてもおいしい卵を頂きました。
生卵なのに黄身がまるで温泉卵のように、
トロっとしていて甘みがありました。
 
でもこれは他のボランティアスタッフの人たちには内緒です。
(食べ物の恨みは一番こわいみたいです)
 
(by登米ボラ あきら)

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